流行色の決め方

流行色について調べてみました

 実は流行色は、専門機関や企業によって決められています。

 日本を含む世界17か国での流行色を決めることのできる『国際流行色委員会(インターカラー)』という機関が、シーズンの2年前に春夏と秋冬に分けてそれぞれ決定し、『一般財団法人 日本流行色協会(JAFCA)』が国内にトレンドカラーを発信しています。

また、『PANTONE』というアメリカに本社がある色見本の企業も、パントン・カラー・オブ・ザ・イヤーでトレンドカラーを発表しています。

 インターカラーでの流行色の決め方は、世界17か国の代表者が世の中の情勢や空気感をもとに、次の時代にマッチすると思う色をそれぞれ持ち寄り、「こんな雰囲気で、こんな感じの色合い」というような「時代に合ったカラーの世界観」について話し合って決めているそうです。

パントン・カラー・オブ・ザ・イヤーでは、トレンド分析を基に慎重に行われており、アート、ファッション、美容、エンターテインメントなど、さまざまな業界に対して大きな影響を与えています。